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2013年09月23日

「よみがえりのレシピ」は幸せのレシピ。


2012の香港国際映画祭、ハワイ国際映画祭にも正式出品された

ドキュメンタリー映画「よみがえりのレシピ」の鑑賞会に行ってきました。



地域で守りつなげてきた特定な作物の種。

守らなければ耐えてしまう可能性が大きい。

地域の歴史や文化、土地の風土という背景を含めて

その種は栽培者によって受け継がれています。

なぜそこまでして守る価値があるのか・・・・。

絶えてしまうとどうなるのか・・・・。

いろんな事を考えながら観ました。





そして、ここ佐伯にも在来作物があります。

その生産者さんと料理人がその夜のディナーをつくりあげてくれました。

「ムッシュ・カワノ」で限定30人のその夜だけの特別メニューです。

店内にはいつもは作業服に身を包み野菜や果物を育てている方々が

黒いエプロン姿でサービスに当たってくれています。

ぎこちない手つきも好感が寄せられました。




いちじくと茗荷のサラダにはブルサンチーズが入っていました。


玉ねぎと生姜のムース。玉ねぎもしょうがも後からほんのりと香りが残る上品なものでした。


カボスヒラメのカルパッチョ。上にのっているのは地元で言う「テンジク」  ズイキのことです。


玉ねぎのロースト。バルサミコ酢とフォンドボウのソースです。


佐伯産 朝もぎ茄子のパスタ。ペンネでした。なんとソースは味噌田楽風!!


いのししの煮込みごぼう添え。


宗麟かぼちゃのケーキ みとり豆ソース。

「みどり」ではなくて「みとり」豆です。

どうやら「ささげ」だそうです。前に座った方が話しておられました。






他にもいろいろ出ました。


それぞれが地元の食材で、味付けも従来の「ムッシュ カワノ」さんの枠を超えたものでした。

食べる人も謎解きのようなクイズのような面白い時間を共有。

ましてや、その食材の生産者さんがフロアサービスをするなんて!



帰りにはシェフから桑の葉のパウダーが入ったパンをいただいて帰りました。

ご馳走様でした。




私はお酒を呑めませんので、ずっと冷たい因尾(いんび)茶をいただいていました。












  


Posted by ekko at 11:43Comments(2)イベント